Alteryx を使って JSON ファイルを CSV やエクセルなどの表形式に変換する方法
はじめに:
JSONファイルの階層、親子関係などを理解することで、Alteryx を使用して JSON データを表形式のデータに変換し目的の出力ファイル CSV、Excel やデータベースなどにエクスポートすることができます。この記事では Alteryx を活用してその変換方法をご説明いたします。
JSON ファイルを表形式に変換する方法:
以下のような JSON ファイルを事例にしましょう。Alteryxを使用すると、このような JSON データを表形式に変換して次のデータ処理を簡単に行えることができます。
まずは、データ入力ツールを使用して JSON ファイルと接続することから始めましょう。ファイル形式をJSONとして選択し、「値を文字列として解析する」のオプションを有効にします。データのプレビューは以下のように表示されます。
データ構造に応じて、以下に示すように目的の列を分割するには、「列分割ツール」を使用するのが最も効率的です。
このワークフローに「クロスタブツール」を追加し、以下のように設定をし実行しすればデータは、わかりやすい形式に変換されます。
その次は「ソートツール」を使って行を並べ替え、「セレクトツール」を使って列を再配置し最後に「出力ツール」を加えて好みな出力先へデータを送れます。ここでエクセル、CSV、データベースなどさまざまな出力が可能です。
JSONファイルの階層、親子関係、ネストされたオブジェクトの使用などによってワークフローで使われるツールや追加のツールやその設定は異なりますが、目的の結果を達成することができます。
最後に:
Alteryx を使用し JSON データを表形式に変換して、Excel、CSV、その他のファイルまたはデータベースへ保存することができます。